妙典歯科Nクリニック

これって口内炎?

LINE相談・予約 審美歯科はこちら

これって口内炎?

これって口内炎?

2023/06/26

こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

口の中にできる粘膜の病気がすべて口内炎だと思っている方はいませんか?



確かに口の中の炎症を広い意味での口内炎としています。

口内炎だと思って放置していたら大変なことになることもありますので注意が必要です。

口の中のことを専門的に口腔(こうくうorこうこう)といいます。口腔粘膜の疾患は原因、主症状、発生部位で分類することができます。

原因別として、先天的および発育の異常による疾患、物理・化学的原因による疾患、細菌やウイルス・真菌による疾患、アレルギー性疾患、全身疾患の一病変、腫瘍性疾患。

主症状別として、紅斑および糜爛を主徴とする疾患、水疱を主徴とする疾患、潰瘍を主徴とする疾患、白斑を主徴とする疾患、色素沈着を主徴とする疾患、、腫瘤および腫脹を主徴とする疾患に分けることができます。

今回は一部に限局してご説明いたします。

いわゆる皆さんが思われる口内炎は再発性アフタ性口内炎と呼ばれるものになります。
アフタとは、口腔粘膜に発生する輪郭が明瞭で紅暈をもつ円形ないし楕円形の有痛性偽膜性潰瘍のことです。もう少し砕いて説明すると赤くて薄い白い膜状のものができるへこみです。
頬の粘膜や舌、唇などにできます。何もしていないときは平気なのに、物が当たったり食事で凍みたりするのが特徴です。

水疱性の疾患として

天疱瘡や類天疱瘡と呼ばれるものがあります。

これは粘膜の表面や内部の結合が失われてそこに水疱を形成していく疾患です。

自己免疫疾患と呼ばれ自分の体の一部を攻撃してしまうことが原因で起こります。

ウイルス性の疾患として

口唇ヘルぺスが代表的な例です。

単純ヘルぺスウイルスというウイルスの感染の再発によって口唇にぷつぷつとした密集したいくつもの小水疱を形成します。

角化性疾患として

口腔扁平苔癬が代表的な例です。

主に頬粘膜に多く、形や色など線状のものから網目状、レース状など多岐にわたり、白色や赤色などさまざまです。範囲は先ほどのアフタなどと比較すると大きい場合が多いです。

他にも粘膜にできる疾患はありますが、口内炎との比較として上記のようなものが挙がります。

口内炎とは違いそうだなと思った場合には早めにお近くの歯医者さんへ受診されることをオススメします。

妙典歯科Nクリニックでは口腔外科で経験を積んだ院長が診察しますので、開業医で診れる疾患なのかそうでないのかなど適切な治療を行って参りますので、ぜひ一度当院でご相談ください。

----------------------------------------------------------------------
妙典歯科Nクリニック
住所: 千葉県市川市富浜1-7-18 ドエル1-111
電話番号 : 047-316-0305
FAX番号 : 047-316-0322


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。