妙典歯科Nクリニック

金属の入れ歯とプラスチックの入れ歯

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金属の入れ歯とプラスチックの入れ歯

金属の入れ歯とプラスチックの入れ歯

2024/08/24

こんにちは!

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

 

歯が一本もない場合には歯を補う方法として入れ歯かインプラントの2つの選択肢しかありません。

 

今回は総入れ歯の通常の義歯と金属を使用した義歯の違いについてご紹介いたします。

総入れ歯

プラスチック(レジン)

総入れ歯

金属入りレジン

イラストはどちらも上顎の総入れ歯のイラストです。

 

部分入れ歯でも入れ歯が動かないように金属性のバネを使用することがありますが金属床はバネの部分ではなく床の部分(歯茎に相当する部位)の一部または大部分が金属によって製作されている場合を指します。

 

通常の総入れ歯では金属は使用しません。

では金属床にすることで通常の入れ歯と比較してどんなメリットがあるのでしょうか。

 

1.強度が高いので薄く作成できる。異物感が少ない。

入れ歯はどうしても異物感が強いです。

普通の入れ歯では床の面積が広いほど表面張力が大きくなるため外れにくくなります。

総入れ歯では入れ歯がつかむところが顎にしかないため床面積が大きくなり、異物感が強くなります。

少しでも異物感を減らしたい場合には金属床義歯がオススメです。

 

2.熱伝導性が良く使用感に優れる。

通常の入れ歯はレジンと呼ばれる樹脂でできています。

樹脂は金属と比較して熱が伝わりにくいです。

お口の中は常に冷たいアイスや熱いお茶など温度変化が激しい環境です。

熱が伝わりにくいとアイスを食べても冷たくておいしいと感じにくいですし、熱すぎてやけどする温度であっても口の奥まで入って初めて熱いと感じてしまい、やけどになることも考えられます。

お口の中では温度は非常に重要な役割をしていますので、伝導性が良いのはいいことです。

 

3.吸水性がないためより清潔である。

樹脂であるレジンは吸水性があります。

これは汚れた水も吸水してしまい、変色や劣化を起こす原因です。

金属は吸水性がないために長期的な使用に向いています。

 

4.剛性が高いためたわみが少ない。

樹脂と金属では剛性も著しく違います。

たわみが生じると入れ歯が合わない原因ですので、硬いことは適合の観点から重要な項目といえます。

 

一方金属床の欠点は

1.調整が難しい。

2.割れた場合には修理不可能。

3.高価である。

 

金属は修理に高温を使用したりするため、簡単に調整や修理は出来ません。

また保険適応外の治療になるため高価になります。

 

ここで1つ勘違いが起きやすいのは金属床は通常の入れ歯と比較して優良であるということです。

比較している相手が通常の義歯と比較した場合であるため、過度に金属床に期待をしすぎるのも一つの欠点といえます。

入れ歯とインプラントであればインプラントの方がメリットが大きいということに注意してみてください。

 

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妙典でインプラントの治療も可能

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