歯が痛い原因6選
2024/10/17
歯が痛い原因6選
歯が痛い時の原因はいくつか考えられ、症状や痛みの種類によって異なります。以下、主な原因を挙げます。
1. 虫歯(う蝕)
原因: 虫歯菌が歯の表面を侵食し、エナメル質や象牙質を破壊することで痛みが生じます。特に進行して神経(歯髄)に近づくと強い痛みを感じます。
症状: 冷たいものや甘いものを摂るとしみたり、食事中に痛みを感じることがあります。進行すると常に痛みが出ることもあります。
2. 歯周病
原因: 歯茎の炎症や歯周ポケットに細菌が繁殖することで、歯を支える骨や組織が破壊される病気です。歯周病が進行すると歯が揺れて痛みを引き起こすことがあります。
症状: 歯茎からの出血や腫れ、口臭、また歯が浮いた感じや痛みが出ることがあります。
3. 知覚過敏
原因: エナメル質が薄くなったり、歯茎が下がって象牙質が露出することで、外部の刺激に対して歯の神経が過敏に反応します。
症状: 冷たいものや熱いもの、甘いもの、酸っぱいものを摂ったときに一時的な鋭い痛みを感じますが、持続しません。
4. 親知らずの問題
原因: 親知らずが正しく生えない場合や、歯茎の下に埋まっている場合、周囲の組織に炎症を引き起こし痛みを伴います。また、他の歯に圧迫されることもあります。
症状: 親知らずの周囲の歯茎が腫れたり、口を開けるのが痛くなることがあります。
5. 根尖性歯周炎(根尖病変)
原因: 歯の神経が死んでしまった場合や、虫歯が神経まで到達した場合、歯の根の先に膿が溜まり炎症を引き起こします。
症状: 歯が浮いた感じがし、強い痛みや顔の腫れが起こることもあります。
6. 歯の亀裂(クラックトゥースシンドローム)
原因: 歯に小さな亀裂が入ることで、噛むたびに神経が刺激されて痛みが生じます。亀裂が進むと痛みが強くなることがあります。
症状: 噛んだ時に鋭い痛みが走り、その後に痛みが消えることが特徴です。
その他
7. 顎関節症
原因: 顎の関節や筋肉の異常によって、噛み合わせや顎の動きが制限され、歯や顎周辺に痛みを感じることがあります。
症状: 顎を動かす際の痛みやこわばり、顎の開閉時に音がすることもあります。
8. 歯の詰め物や被せ物の不具合
原因: 詰め物や被せ物が取れたり、隙間ができた場合、そこから細菌が入り込み、炎症や痛みを引き起こすことがあります。
症状: 詰め物の周囲に違和感や痛みを感じることがあります。
まとめ
歯の痛みの原因は多岐にわたりますが、早期に歯科医で診断を受け、適切な治療を行うことが大切です。歯の痛みは放置すると症状が悪化することが多いため、少しでも違和感を感じたら早めに受診することが推奨されます。
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