矯正治療の料金に差が出る理由は、以下の要因によります。
2024/12/28
矯正治療の料金に差が出る理由は、以下の要因によります。それぞれのケースで必要な治療内容や使用する装置、治療期間などが異なるため、料金も変動します。
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1. 治療の難易度
歯並びの状態
軽度の歯列不正(隙間やわずかな歯の重なり)に比べて、重度の不正咬合や抜歯を伴う場合は治療が複雑になり、費用が高くなります。
咬み合わせの問題
開咬や受け口、過蓋咬合などの治療には追加の装置や技術が必要になる場合があります。
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2. 治療の種類と装置
マウスピース型矯正(例:インビザライン)
審美性や取り外し可能な利便性があるため、金属ワイヤー矯正より高額になることが一般的です。
ワイヤー矯正(ブラケット矯正)
金属ブラケットは比較的安価。
セラミックやクリアブラケットは目立ちにくい分、費用が高くなります。
裏側矯正(舌側矯正)
歯の裏側に装置をつけるため、高度な技術が必要で最も費用が高い治療方法のひとつです。
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3. 治療期間
短期間 vs 長期間
矯正期間が長いほど通院回数が増え、費用が高くなる傾向があります。短期間で終わる軽度の矯正は、費用が抑えられることが多いです。
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4. 歯科医院の技術と設備
専門性の高いクリニック
矯正専門医がいるクリニックや最新技術を導入している医院では、治療費が高く設定されている場合があります。
地域差
都市部の歯科医院は、地方と比べて家賃や運営費が高いため、治療費に反映されることがあります。
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5. 追加費用の有無
保定装置(リテーナー)
矯正治療後の後戻りを防ぐための装置が別料金の場合があります。
調整費用
毎回の調整に費用がかかる場合と、治療費に含まれている場合があります。
リファインメント(調整用アライナー)
マウスピース型矯正で追加のアライナーが必要になる場合、別途費用がかかることがあります。
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6. 保険適用の有無
日本では、特定の疾患(例:顎変形症や重度の先天性異常)に限り健康保険が適用されますが、それ以外の矯正治療は基本的に自由診療となり、全額自己負担です。
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矯正治療の料金例(目安)
ワイヤー矯正:60万~100万円
インビザライン(マウスピース型矯正):80万~120万円
裏側矯正(舌側矯正):100万~150万円以上
部分矯正:20万~50万円
妙典歯科Nクリニックでは現在
ワイヤー矯正:88万円
インビザライン:25万~80万円
でご対応させていただいております。
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適切な治療を選ぶために
料金だけでなく、自分の歯並びに最適な治療方法を選ぶことが大切です。矯正歯科でカウンセリングを受け、治療内容と料金の明細を確認したうえで、複数の医院で比較すると良いでしょう。
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