すきっ歯を埋める!ラミネートベニア修復
2025/03/15
すきっ歯を埋める!ラミネートベニア修復
**ラミネートベニア(Laminated Veneer)**は、歯の表面を薄く削り、セラミックなどの薄いシェルを貼り付けることで、歯の色や形を整える審美歯科治療の一つです。
ラミネートベニアの治療法
1. 診察とカウンセリング
歯科医が患者の歯の状態を確認し、ラミネートベニアが適しているか判断します。また、希望する歯の形や色について相談します。
2. 歯の形成(削る作業)
通常、0.3mm~0.7mm程度、歯の表面を薄く削ります。ただし、状態によっては削らずに貼り付ける「ノンプレップベニア」もあります。
3. 型取り(印象採取)
削った歯の型を取り、歯科技工士が精密なセラミックベニアを作製します。
4. 仮歯の装着(必要に応じて)
セラミックベニアが完成するまでの間、仮のベニアを装着することがあります。
5. セラミックベニアの装着
完成したベニアを歯に仮着し、形や色を確認します。問題がなければ、専用の接着剤(レジンセメント)を使用して歯に固定します。
6. 仕上げと調整
噛み合わせの確認を行い、微調整をした後、研磨して仕上げます。
メリットとデメリット
✅ メリット
天然歯のような美しい仕上がり
歯の色や形を自由に調整可能
ホワイトニングでは改善できない変色歯にも対応
短期間(約2回の通院)で治療が完了
❌ デメリット
健康な歯を削る必要がある
強い衝撃で割れることがある
自然の歯よりも劣化しやすい(長期間の維持にはメンテナンスが必要)
自費診療のため、費用が高額
適応するケース
歯の変色(ホワイトニングでは改善できない場合)
前歯の軽度なすき間(すきっ歯)
軽度の歯並びの乱れ
歯の形を整えたい場合
▶︎ 注意点: 強く噛みしめる癖がある人や、歯ぎしりがある人には向かない場合があります。
ラミネートベニアは、歯を削る量が比較的少なく、審美性の高い治療ですが、長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要です。
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