唾石症
2023/03/11
こんにちは!
妙典歯科Nクリニックです。
唾液を作る組織で石が作られるのはご存じでしょうか。
体で石が作られるというのは聞きなじみがあるのではないでしょうか。
例えば、尿路結石や胆石、歯であれば歯石です。
当院では来ていただいた患者様に虫歯以外にもお口全体を確認しております。
※旅先等でかかりつけになれず、応急処置のみの場合を除く。
パノラマレントゲン撮影ではお口全体と顎(あご)、頚椎(首の骨)、上顎洞(お鼻の空洞)、眼窩(目の入るくぼみ)など硬い組織が主に確認できます。
たまに顎の部分に白い粒上の像が写ることがあります。
考えられるのは、骨が部分的に密集している外骨症、または内骨症。そして唾石症です。
パノラマ撮影はあくまでも横から撮影した写真のため奥行部分は写真に反映されません。
奥行を確認するためには、別角度で撮影するか、CT撮影で3次元的に撮影するかになってきます。
外骨症、または内骨症はそこまで問題になっては来ません。
ただ唾石症は痛みを伴うことがあるため注意が必要です。
石が唾液を作る組織(例えば顎下腺)内に存在する時には痛みを伴うことが少ないですが、唾液を流す管に石が詰まり、唾液が出なくなってしまうと内部に圧力がかってしまい痛みを伴います。
痛みは急激で強い痛みといわれています。
ただ一過性で圧力がさがれば症状は消えます。
治療としては、小さな唾石ではマッサージで排出することもありますが、一般的には摘出手術を行います。
顎下部は血管や神経が豊富なため当院では行わず、総合病院や大学病院への紹介のもと行われます。
心配な方は当院でぜひ定期的な検診を受けてみてください。
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妙典歯科Nクリニック
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