こんにちは！

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

前回は頬の粘膜が白くなる疾患についてお話させていただきました。

記事「頬の内側が白い」

今回は反対に黒くなる疾患についていくつかあげていこうと思います。

・色素性母斑

・血腫

・Peutz-Jeghers 症候群

・Addison病

・McCune-Albright症候群

・von Recklinghausen病

・悪性黒色腫

1つ目は色素性母斑。いわゆるほくろです。特にお口の中の粘膜にできても問題になることはほとんどありません。

2つ目は一番多いですが、血腫。いわゆる血豆です。

お口の中では常に粘膜を噛みやすい状況ではありますが、脳の咀嚼リズム機能正常に機能しているため通常は頬の粘膜は噛まないようにできています。

3つ目から6つ目までは英語表記していますが、全身的な疾患をお持ちの患者様にできやすいものになります。ここではあえて省略しますが、歯科のみの対応ではなく医科と連携して治療を行っていきます。

7つ目は悪性黒色腫です。名前の通り悪性の腫瘍ですので癌です。特徴としては輪郭ははっきりせず墨汁を垂らしたように境界がにじんでいるように見えます。

この場合にはすぐにお近くの歯医者さんへ受診してください。

どの疾患なのか不安な方は是非一度当院でご相談ください。