矯正を始める前に確認しておきたいこと!
2023/10/16
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
矯正治療に興味がある方必見!
矯正治療前に確認しておきたいこと5つを今回はご紹介いたします。
まず第一に虫歯のチェックです!
矯正治療は1回や2回で終わるような治療ではありません。最低でも数か月、成長期の矯正治療では成長を待たないといけなかったりと5年以上も矯正治療が継続する場合があります。
矯正治療中は虫歯治療に制限がかかってしまいます。例えば、ワイヤー矯正中であればワイヤーを切断しないと器具が通らず治療できなかったり、マウスピース矯正では歯の形が大きく変わってしまう場合マウスピースの型どりをもう一度行わなければならなかったり。
虫歯があるかどうかや初期の虫歯の位置を把握して治療にならないためにどこをどのように磨けばよいのかは理解しておいてから矯正治療を始めるようにしましょう。
他には歯周病のチェックです!
歯は骨の中に植わっている物であり、矯正治療ということは骨の中にある歯の根っこを移動させる治療法です。当然歯周病は歯茎だけでなく、歯の周りの病気と書きますから歯を支えている骨も歯周炎では溶かされています。歯周病がひどいときに矯正の力をかけてしまうと歯は抜けます!
矯正治療中は歯に直接器具が付いたり、取り外し可能な装置を設置することがあるために汚れが溜まりやすく、磨きにくくなるために歯周病になっていない人でも新たに歯周病にもなりやすいです。
歯周病の治療が完了している、または軽度であれば歯周病治療を行いながら矯正治療を行っていく必要があります。
根尖病巣のチェック!
根尖病巣とは、虫歯とは違い歯そのものが溶かされている状態ではなく歯の根っこの先端に膿が溜まっている状態です。矯正治療で歯を動かすために歯の根っこの位置もずれますので、根尖病巣が悪化して広がる可能性があります。根尖病巣はレントゲン撮影を行わないとわからないことが多いためにレントゲンを撮らずに矯正治療を開始してしまう場合に注意が必要です。
顎関節症のチェック!
矯正治療ではかみ合わせが変化するために顎の位置も多少変化します。かみ合わせが高くなると顎の位置は回転運動し、若干ではありますが面長な状態になります。顎関節症がすでにある場合には悪化させないように注意しながらの矯正治療が必要になってきます。
親知らずや過剰歯がないかチェック!
お口の中に見えてきていない歯がないかチェックします。歯を動かすために障害になる歯は除去して、歯の移動をしやすくします。
特に親知らずの抜歯は親知らずが前方に傾斜して生えてくることが日本人の場合多く、歯が噛む面のある方向に生えてくる性質があり、前方に傾斜していると前方の歯を押してしまい、前歯へ力がかかることによってガタツキができてしまったり、矯正後も後戻りの原因になることもあります。
以上5つの確認事項があり、これらをクリアしているときに矯正治療は始めた方がベストです。
しかし、矯正専門のクリニックでは虫歯治療や歯周病治療などを行っていないクリニックもありますので初めから矯正専門のクリニックに行くよりも一度歯の健康状態を確認してもらってから選ぶようにしましょう。
妙典歯科Nクリニックでは一般歯科治療から矯正治療、抜歯等の外科治療など様々な治療を行っていますので是非当院でご相談ください。
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妙典歯科Nクリニック
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