妙典歯科Nクリニック

歯の神経を取ったはずなのに痛い!

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歯の神経を取ったはずなのに痛い!

歯の神経を取ったはずなのに痛い!

2024/01/04

こんにちは!

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

 

今回は歯の神経を除去しているのにも関わらず歯が痛くなったケースについてご紹介いたします。

歯の構造

歯の内部の構造

まずは歯の構造から説明していきます。歯はお口の中に見えている部分を歯冠と呼び歯の頭の部分のみが見えています。歯の根っこは以外にも長くまた奥歯になるほど歯の根っこは数が増える傾向があります。歯冠は最外層にエナメル質といって体の中で最も硬い組織に覆われていて内部の象牙質(画像の薄いオレンジ色の縦線の入った部分)を守っています。更に内部には歯髄と呼ばれる歯の神経や血管の入っている部屋があります。この部屋は歯を支える骨の方から歯の根っこの先端に神経や血管が入り込んで歯への血液供給や神経の知覚をつかさどっています。

歯の神経を取る治療

根管治療

歯医者では歯の神経を取る治療を麻酔抜髄や感染根管治療などと呼びます。歯の神経部分である歯髄腔に感染が及んでしまった場合には神経を除去しなければ激痛になることがしばしばあり、不可逆性と言ってもう自然には治らない状況になってしまっているために神経を除去します。神経を取った後は空洞になるために歯の内部に清潔を保つためにガッターパーチャと呼ばれる詰め物をして更に歯の形を復元するために詰め物や被せ物をして治療は終了になります。

 

今回はこの治療された歯が痛いという現象を説明していきます。

 

まずなぜ神経を取る治療を行ったのに痛みが出るのか?

それは歯の内部にあった神経ではなく歯を支える周りの組織が痛みを感じているからです。

例えば歯を支えるクッションのような部分の『歯根膜の神経』や『骨内部の神経』、更に『骨膜周囲の神経』や『歯茎の神経』など痛みを感じる組織はたくさんあります。つまり歯の内部のみでは収まりきらず、歯の内部以外にまで及ぶ病巣があるということを示しています。

歯の内部の感染は除去しているはずですが、歯の内部はイラストよりもずっと複雑な形状をしているために細かな部分に感染の取り残しや最終的な詰め物が詰まりきっていないなどのことがあったりするとそこから感染は徐々に大きくなり歯の内部ではなく歯の根っこの先端から骨の方にむけて膿を作り出していくような現象がおこるのです。そして膿が次第に大きくなり歯茎が腫れてきたり痛みを伴ったりとするために、神経を取っていたのに痛いということが起こるのです。

歯の内部でこれは進行していくために外見からはほとんどわかりません。レントゲンを撮らずに歯科検診を何年も通っていたとしても歯医者でも見逃すことは多くあります。というよりもレントゲンを撮らなければ発見できないといった方が正しいでしょう。

 

定期健診は非常に重要ですが、レントゲン撮影も毎回ではなくて構わないので数年に一回は取っておいた方がよいでしょう。

 

妙典歯科Nクリニックではレントゲン写真を多くの方に実施しております。必ず患者様の了承を得てからの撮影としておりますのでどうしてもレントゲン撮影は行いたくない場合には事前にお伝えください。

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