妙典歯科Nクリニック

歯科医院で使う麻酔

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歯科医院で使う麻酔

歯科医院で使う麻酔

2024/02/02

こんにちは!

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

 

歯医者さんで使用する麻酔には大きく分けて3種類あります。

全身麻酔法、精神鎮静法、局所麻酔法

 

局所麻酔法はどの歯医者さんでも行うことができますが、全身麻酔法や精神鎮静法はどこの歯医者さんでもできるというわけではありません。

 

ではそれぞれどういった分け方で分かれているのでしょうか。

 

全身麻酔法はこの中で唯一意識をなくす方法です。大きな手術で患者さんの手術中のバイタルサインを安定させて安全性を確保するための全身管理方法なのです。

基本的には総合病院や大学病院などの設備の整った環境下で行うことがほとんどで町の歯医者さんではかなり行っているところは少ないでしょう。

全身麻酔が適応となってくるのは、意識がある状態では治療が困難な患者さまや侵襲の大きな手術を行う場合、内科的合併症や心身障害の既往のために厳重な管理が必要な場合、救急や全身的に緊急性の高い処置などの場合にのみ全身麻酔が適応されます。

歯医者の治療が怖いから全身麻酔でやってほしいというのはなかなか難しいと思われます。

 

精神鎮静法は意識のある状態で患者さまの精神的緊張や不快感を緩和し円滑な歯科治療を行うための方法です。

投与の仕方で3つに分類され、笑気吸入鎮静法、静脈内鎮静法、その他。

お子様に使用されることが多いのが笑気吸入鎮静法でお鼻に鼻用のマスクをつけてそこからチューブで酸素と笑気を吸入してもらうことで鎮静を図ります。

成人で鎮静が多いのは静脈内鎮静法で点滴から薬液を直接血管内に入れることによって鎮静効果を図ります。

適応は前提としては意思疎通が可能で歯医者の先生や衛生士さんの指示に従える必要があります。逆に言うと赤ちゃんや認知能力が低下しているような意思の疎通が難しい患者さまには向いていない治療方法です。

歯科治療に対する不安感や恐怖心が強い患者様、嘔吐反射が強い患者様、内科的疾患を有する患者様、外来での処置が可能な小手術の場合が適応です。

表面麻酔

浸潤麻酔

そして、一番一般的なものが局所麻酔法です。

局所麻酔法はその名の通り局所(部分)的な麻酔法になります。先ほどの2つの麻酔法では全身に効果をもたらす方法でしたが、こちらは必要な部分にのみ限局的に作用させます。

局所麻酔にはさらに3つにわけることができ、表面麻酔、浸潤麻酔、伝達麻酔です。

それぞれ麻酔の奏功範囲が異なり、表面麻酔は液やジェル状をしておりその薬液の接している部分の表面のみに効果が発現するため、歯周治療や注射の刺入部位に使用されます。

浸潤麻酔は注射の麻酔で虫歯の治療や口腔内の外科処置を行う時に使用します。

伝達麻酔は浸潤麻酔とは異なり末端の神経に麻酔を効かせるのではなく、もう少し中枢側の痛みなどが伝達される神経に効かせるので浸潤麻酔よりやや広範囲に麻酔効果が現れます。広範囲に麻酔を効かせたい場合や浸潤麻酔でなかなか麻酔が効きにくい場合に有効な麻酔法です。

 

妙典歯科Nクリニックでは状況に合わせて麻酔を行ってまいりますのでぜひ一度当院でご相談ください。

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妙典歯科Nクリニック
住所: 千葉県市川市富浜1-7-18 ドエル1-111
電話番号 : 047-316-0305
FAX番号 : 047-316-0322


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