歯と歯茎と骨の関係
2024/04/22
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
歯科治療において、歯と歯茎と骨は密接に関係しています。
特に歯を支える骨は外側から全く見えないためにどの程度まで骨が存在しているのかはレントゲン検査や歯茎のポケット検査等で判断しいく必要があります。
CT画像のモデル
イメージ画像
こちらは先ほどの口腔内のモデルを歯と歯茎の関係ではなく歯茎を取り除いた歯と骨の関係を表しています。
明らかに歯を支える骨が溶けて歯を支えている部分(歯が骨に植わっている部分)は少なくなっています。
歯科では歯冠歯根比と言い、
歯冠:骨から出ている歯の部分
歯根:骨の中に植わっている歯の部分
の比率が正常であれば歯冠:歯根=2:1となることが多いです。
しかし今回の画像ではほぼ1:1の比率になっています。
これは歯を支える上で非常にリスクが高いです。歯冠歯根比が歯根の方が上回ると歯を支えきれなくなると思って頂いてもいいでしょう。
歯は常に噛む力に対して抵抗しなければなりません。
その力を支えるのが骨ですから、支えきれないと歯が揺れ始めそれでも力が分散出来なければ歯は抜けます。
最初に見ていただいた画像から歯が抜けるなんて想像できたでしょうか。
この状態では歯が揺れるもしくは抜ける可能性が高い状態です。
状態を知るだけでもこの先の歯のお手入れの仕方で大きく予後が変わると思います。
今の歯の状態、歯茎の状態、骨の状態が気になる方はぜひ一度当院でご相談ください。
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妙典歯科Nクリニック
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