歯の形成不全とは?
2024/07/29
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
歯の形成不全という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
歯は胎児のときから大人の歯まで全て作られてから生まれてくるわけではありません。
胎児のときに作られる歯もあれば20歳近くまで完成しない歯もあります。
歯を作る時期に何かしらの障害があれば歯の形の変形や低形成、変色など様々な異常が起こります。
今回はその一つである歯の形成不全症についてご紹介いたします。
左上1番目の歯のエナメル質形成不全症
先端が白く全体にも茶色変色があります。
カメラの光の反射によって両方の上の前歯の先端が白くなって見えてしまっていますが、実際は左の前歯(向かって右側)の先端が1.5-2.0㎜程度の白色変化を認めます。またその表面から茶色い色の付着も見られます。
これは限局的に発生した歯の形成不全症です。
通常、歯は両側がほぼ同時に作成されるため左の前歯だけとなった場合には全身的な異常があったわけではなく部分的な異常が生じたことによる影響と考えられます。
部分的な原因としては過去に前歯をぶつけた経験があったり、生え変わる前の乳歯の虫歯がひどく進行し膿を作っていたりとその歯の周りで異常があることが原因です。
形成不全症は見た目が気になりますが、しっかりと歯ブラシでコントロールされていれば治療の必要性はありません。
しかし、見た目の悪さや歯磨きができずに汚れた状態では他の歯と比較して虫歯に非常になりやすいため注意が必要です。
当院では希望があれば治療を行っておりますのでぜひ一度当院でご相談ください。
----------------------------------------------------------------------
妙典歯科Nクリニック
住所:
千葉県市川市富浜1-7-18 ドエル1-111
電話番号 :
047-316-0305
FAX番号 :
047-316-0322
----------------------------------------------------------------------