えぐれた奥歯と凍みや痛み
2024/08/16
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
最近患者様からのご相談で多くなってきているのは、凍みたり歯ブラシが痛いというご相談です。
こんな症状がある人で多い症例についてご紹介いたします。
えぐれた奥歯
奥歯の付け根がえぐれている
奥歯の付け根が上下とも数本ずつえぐれているのが分かります。
えぐれている部分は通常の歯の色よりも濃くなっていてやや茶色味が強いのが特徴です。
このえぐれには大きく2つの原因があるとされています。
1つ目は不適切な歯ブラシです。
歯ブラシの仕方が間違っていると、歯茎や歯をすり減らすことになりどんどんと削れ内部が露出していきます。歯の表面の方が内部より硬いため同じ力で磨いていたとしても露出した内部はどんどんとえぐれていく現象が起きてしまいます。
正しい歯ブラシの仕方としては歯ブラシの毛先を歯の面に対して直角またはやや歯肉側に45度傾けて磨きます。
また動かす距離は毛先が1㎜程度動く程度で大きく腕ごと動かすのではなく指先でシャカシャカ動かすようにしましょう。
歯ブラシの握り方も注意が必要です。鉛筆を握るまたはお箸をつかむような持ち方が理想です。手をグーにして握る方法では力が入りすぎたり細かな動かし方が苦手になってしまいます。
力加減はブラシの毛が若干たわむ程度で毛が開くほど歯に当てるのは力が強い証拠です。
2つ目は歯ぎしり食いしばりです。
歯に力がかかると歯と歯茎の境目に力がかかり歯の表面ははじけ飛んでしまいます。
これがえぐれて行く原因です。
よく腕と拳の関係で説明することがあるのですが、拳を歯の頭、腕を歯の根っこ、手首を歯と歯茎の境目とします。
拳同士で垂直に力をかけても腕全体に力がかかりますが、拳同士を歯ぎしりのように揺らしていくと手首に力がかかります。
そのとき手首の皮が柔らかいので柔軟に動きますが歯のように硬い組織では伸びたり縮んだりすることはなく引き伸ばされても圧縮されても硬い組織は割れます。
これが原理になります。
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