歯医者で使用される4種類のセラミック!
2024/09/04
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
歯科院で多様されるセラミックですが、セラミックには実は種類があります。
セラミックはあくまでも総称で組成の違いで性質も少し異なってきますので注意してください。
まずは昔からあるメタルボンドセラミックです。
メタルボンドセラミックは「メタル」つまり金属に「ボンド」接着したセラミックのことで金属焼き付け金属冠とも言います。
昔はセラミックだけでは割れてしまうため金属の土台の上にセラミックを焼き付けて強度と審美性を両立していました。
今の30歳以上の方ではセラミックと言ったらメタルボンド1択だったと思います。
当然セラミックなので他のセラミック以外の治療と比較すると優れている部分が多いですが、デメリットもあります。
それは金属を使用しているため色に透明感が出にくいことです。
金属の色が黒く見えるために金属に金属色を隠すためのアイボリー色を塗り光を透過しないようにします。
また金属が歯に浸透してしまい歯自体が黒くなってしまうことがあります。
さらに金属は歯茎にも沈着しメタルタトゥーと呼ばれる独特の歯茎の黒化を起こします。
そのためメタルボンドの使用頻度は下がり、ブリッジなど強度の重視される部位で使用されるにとどまってきました。
次に紹介するのはe-max(イーマックス)です。
ジルコニアはセラミックの中で一番強度が高いです。
奥歯で強く噛む部位にはもってこいのセラミックでどの部位でも使い勝手がいいです。
またジルコニアはもともと真っ白なセラミックで歯よりも白味が強いのが特徴です。
芸能人で真っ白い歯をしている人はホワイトニングというよりもジルコニアで歯を白くしている方が多いです。
真っ白すぎると嫌だと思う方も多数いますので、歯の色をしたジルコニアが主流ですが、希望によってジルコニアに歯に似せた色を付けたりすることで自然な歯を作ることができます。
セレックセラミック
長石系陶材
最後にセレックセラミックというセラミックが最近は注目を浴びています。
比較的安価で即日で型どりからセットまで行うことができるので話題になっています。
セレックとは本来、シロナのセラミックなどを設計し削り出す機械の名称を指していますが、それに使うブロックの材料で長石系陶材や先ほどのイーマックスやジルコニア、保険診療のCAD/CAM冠などを削り出す装置です。
長石系陶材をセレックセラミックと呼んでいることが多く、他のセラミックよりはやや強度は劣ります。
色見も単色ですが、色付けも行うことができます。
一番のメリットは院内で作成できるため即日で安価であるということが、今の忙しい現代では重宝されています。
今回は4種類のセラミックについてご紹介しました。
4種類全て行っている歯科医院はすくないために、セラミック治療を希望する場合には調べてから受診するようにしましょう。
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妙典歯科Nクリニック
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妙典でセラミックの選択肢
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