比較!ワイヤー矯正とマウスピース型矯正🦷
2024/10/01
比較!ワイヤー矯正とマウスピース型矯正🦷
こんにちは😃
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです🌱
ワイヤー矯正とマウスピース型矯正は、どちらも歯並びを整えるための矯正治療法ですが、治療の仕組みや特徴、患者への影響が異なります。それぞれの違いを、以下のポイントで比較します。
1. 見た目・審美性
ワイヤー矯正: 金属製のブラケットとワイヤーを使うため、装着していることが目立ちやすいです。最近では、目立ちにくいセラミックブラケットや、裏側に装着する「舌側矯正」もありますが、従来の矯正器具はやはり見た目が気になる人が多いです。
マウスピース型矯正: 透明なプラスチック製のアライナーを使うため、装着していてもほとんど目立ちません。見た目を気にする職業や、日常生活での審美性を重視する人に人気があります。
2. 取り外し可能かどうか
ワイヤー矯正: ブラケットやワイヤーは固定されているため、患者自身で取り外すことはできません。食事や歯磨き時も装着したままなので、歯のお手入れが難しくなる場合があります。
マウスピース型矯正: 自由に取り外しが可能です。食事や歯磨きの際には外すことができ、通常の生活習慣に影響を与えにくいです。
3. 治療期間
ワイヤー矯正: 1.5~3年程度が一般的ですが、症状や歯並びの状態に応じて変わります。ワイヤー矯正は、複雑な歯列不正や大きな歯の移動にも対応しやすいため、難しい症例にも適しています。
マウスピース型矯正: 軽度から中等度の歯列不正の場合、ワイヤー矯正より早く治療が完了することがあります。通常1~2年程度ですが、自己管理が必要で、装着時間(1日20~22時間)を守らないと治療が遅れることもあります。
4. 適応できる症例の範囲
ワイヤー矯正: 幅広い症例に対応でき、軽度から重度の歯列不正、噛み合わせの問題など、複雑なケースでも効果的です。歯の回転や大きな移動、顎の成長に関わる矯正も行いやすいです。
マウスピース型矯正: 軽度から中等度の歯列不正に適していますが、重度の噛み合わせの問題や、大きな歯の移動が必要な場合には、対応が難しいことがあります。
5. 快適性
ワイヤー矯正: 金属やブラケットが口の中で引っかかることがあり、口内炎ができたり、痛みや違和感を感じることがあります。また、ワイヤー調整後に痛みが出ることもあります。
マウスピース型矯正: 滑らかなプラスチックでできているため、口内への刺激や違和感が少なく、比較的快適です。調整による痛みも軽減されています。
6. 食事の制限
ワイヤー矯正: 固定された装置があるため、硬いものや粘着性のある食べ物が食べにくい、あるいは控えるべきです。特にキャラメルやガム、ナッツ類などは装置を破損させる可能性があります。
マウスピース型矯正: 食事の際にはマウスピースを外せるため、基本的に食べ物の制限はありません。ただし、マウスピースをつけたままの飲食は避ける必要があり、特に色素の強い飲み物(コーヒーや紅茶など)はアライナーが変色する可能性があります。
7. 費用
ワイヤー矯正: 装置の種類や矯正の難易度に応じて費用が異なりますが、一般的には70~100万円程度です。舌側矯正(裏側に装着する矯正)はさらに高額になることがあります。
マウスピース型矯正: インビザラインなどのマウスピース型矯正も、ワイヤー矯正と同様に80~100万円程度かかることがあります。軽度な症例向けのマウスピース型矯正は、比較的費用が抑えられることがありますが、全体的に費用は高めです。
8. 治療中の通院頻度
ワイヤー矯正: 1~2か月に1回の通院が必要で、ワイヤーの調整やゴムの交換などの処置を行います。調整時に痛みが生じることもあります。
マウスピース型矯正: 数週間ごとに新しいアライナーに交換し、通院回数は通常4~6週間に1度程度です。新しいアライナーは患者自身で交換するため、通院頻度はワイヤー矯正より少ないことが多いです。
結論
ワイヤー矯正は、重度の歯列不正や複雑な症例に効果的で、広い範囲の問題に対応できますが、見た目や快適性にデメリットがあります。
マウスピース型矯正は、審美的で快適さを重視した治療が可能で、軽度から中等度の症例に適していますが、自己管理が必要です。
それぞれの治療法にメリット・デメリットがあるため、患者の歯並びの状態やライフスタイルに応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
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