正中離開のダイレクトボンディング

こんにちは😃
妙典歯科Nクリニックです！

今回は正中離開（せいちゅうりかい）のダイレクトボンディングについて説明しますね。

正中離開とは？

正中離開とは、前歯の真ん中（中切歯）の間にすき間がある状態のことです。いわゆる「すきっ歯」の一種です。

ダイレクトボンディングとは？

ダイレクトボンディングは、コンポジットレジン（歯科用プラスチック）を直接歯に盛り足して、形を整える治療法です。

正中離開にダイレクトボンディングを適用するメリット

✅ 歯を削らない・最小限の処置：歯を大きく削ることなく、すき間を埋められます。
✅ 比較的短時間で完了：1回の治療で完了することが多いです。
✅ 自然な仕上がり：歯の色に合わせたレジンを使うため、見た目が自然です。
✅ 費用が比較的安い：セラミック治療に比べて費用が抑えられます。

デメリット・注意点

⚠ 着色しやすい：時間が経つと、コーヒーやタバコなどで黄ばみやすくなります。
⚠ 強度がセラミックに比べて劣る：強い力が加わると、欠けたり取れたりする可能性があります。
⚠ 適応できる症例が限られる：すき間が大きすぎる場合は、矯正治療やラミネートベニアのほうが適していることもあります。

治療の流れ

1. 診察・カウンセリング：歯の状態をチェックし、適応可能か判断。

2. 色合わせ：周囲の歯に合うレジンの色を選択。

3. 歯の表面処理：歯を少しざらつかせ、接着剤を塗布。

4. レジンの盛り付け・形を整える：少しずつレジンを重ね、自然な形に。

5. 光照射：特殊な光を当ててレジンを固める。

6. 仕上げ・研磨：自然なツヤを出すために研磨し、完成。

まとめ
正中離開の治療にダイレクトボンディングは、手軽に改善できる方法ですが、定期的なメンテナンスが必要です。すき間の大きさや歯の状態によって適応が変わるので、歯科医と相談して決めるのがベストです！

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