こんにちは！

妙典歯科Nクリニックです。

みなさんは、あご（顎）が痛くなったらどこで診てもらえるかご存知でしょうか。

恥ずかしながら著者は医療従事者になるまで、あご（顎）の痛みは歯医者さんが治療するとは思っていませんでした。

歯医者さんの治療する領域としては意外と多く、歯はもちろん、歯茎やお口の中全体（舌や頬）、あご（顎）、さらには食べ物を噛むための筋肉（咬筋や側頭筋さらには首にある胸鎖乳突筋）、飲み込むための筋肉（咽頭部）など、多岐にわたります。

さて、今回は顎に注目してお話させていただきます。

『顎関節症』という病気をきいたことがあるのではないでしょうか。

単純に顎関節症といっても大きく5つのタイプに分かれています。

　・噛む筋肉の障害があるもの

　・関節周りの外傷由来のもの

　・関節円板という骨と骨の間のクッションの異常

　・関節の変形が起きているもの

　・その他

先日、お子さんが公園でお友達とぶつかり、あご（顎）を強く打ったと救急で来院されました。

まずはしっかりとあごを打った時の状況をお伺いします。

顎の関節やお口の開く量、開きかた、痛みなどを確認します。

あご以外に異常がないのか、お口の中を検査します。

また必要に応じて、あごの骨折がないかレントゲン写真を撮影します。

こういった流れによって診断し、先ほどの分類または別の病気かどうかを判断していきます。

当院では基本的にご予約制で診させていただいておりますが、急なご予約でもご対応させていただいておりますので、ぜひ一度当院へご連絡ください。