怖くないインプラント治療

次にインプラント埋入手術ですが、近年では医学の進歩に伴ってパソコンなどのデータ上で避けるべき神経や血管、歯茎の下にある骨の形態を把握し、かつインプラントをどの方向にどの程度の深さ、直径で埋入するのか計算することが出来るため手術の安全性がかなり向上しました。さらにデータ上で作った計画の通り埋入手術ができるように、サージカルガイドと呼ばれるマウスピースを作り使用することで誤差を限りなく減らすことが可能となっています。そのため、以前までは歯茎を大きく切って開いて手術を行っていましたが、最小限の切開や穴あけパンチのような感覚で手術ができるようになりました。

画像のように手術直後というのに出血は見えず、縫った形跡もありません。サージカルガイドを利用し穴あけパンチのような方法で行ったために最小限の侵襲で手術を終えました。

手術翌日の患者様のお言葉ですが、「手術した日は痛みがありましたけど、痛み止めで収まりますし、今日は痛み止めも要らないぐらい痛くないです。」とのお言葉をいただきました。※あくまでも患者様個人の感想です。

次にインプラント後のトラブルですが、様々考えられます。

被せ物が取れた、被せ物が緩んできた、被せ物が欠けた、固定の蓋が外れたなどインプラント以外でも起こり得る通常のトラブルもあれば、歯周病に似たインプラント周囲炎や人工の歯根の破損・脱離もあります。

これらは生体との相性もありますし、許容範囲を越えた力がかかったりすると発生します。

事前にインプラントが耐え得る設計なのか、他の歯の歯周病がコントロールされているのかは歯科医師としっかりと相談しましょう！

最後に費用的な恐怖心ですが、基本的には自由診療のためクリニックごとに費用は異なります。1本数万円～60万円程度など、かなり幅があるかと思いますが値段のみで判断するのは危険ですのでよく注意してください！

一番大事にして欲しいことはインプラントは一生の付き合いになる可能性が高いため、信頼できる歯科医師や優れた材料であるか。

妙典歯科Ｎクリニックではインプラントのご相談にも対応しておりますので、是非当院でご相談ください。