救急処置と歯科治療

こんにちは！

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

 

先日、院内の勉強会で取り上げた内容をご紹介いたします。

 

当院では毎月、医院の知識や技術向上のために院内勉強会を開催しております。

歯科医院も当然医療機関ですので、年に一度は救急処置についての復習を行う必要があります。

 

みなさんも一度は体験したことがあるような学校や自動車免許の取得のために救急蘇生法の勉強も当然含まれています。

 

救命処置には1次と2次と分かれています。

一般的に勉強を行うのは1次救命処置（BLS：Basic Life Support）になります。

 

一次救命処置はおさらいになるかと思いますが、

①周囲の安全を確認

②救急要請119とAEDの手配

③意識や呼吸の確認

④心肺蘇生法（CPR）の開始

　　胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸

⑤AEDが到着し次第装着解析

⑥心肺蘇生法の継続

のような流れとなります。

 

二次救命処置（ACLS ：Advanced Cardiovascular Life Support）については

上記に加えて気管挿管などの確実な気道確保と高濃度酸素投与、電気的除細動、静脈路確保と薬物投与を主体とした手技によりなされる高度な処置となるために救急車が到着してから行うことがメインとなってきます。

 

当院では確実な一次救命処置を行いスムーズに二次救命処置が行えるようにサポートするまでが当院の重大な役割であることを再認識する勉強会でした。

 

当院では常に院内のスキルアップを図るため全身および口腔内である歯や歯茎の自己研鑽を積んでおります。口腔内でお困りの方はぜひ一度当院でご相談ください。