ゴリラみたいな矯正後！？

矯正治療で歯並びは良くなったものの顔全体で見ると口元がゴリラみたいな印象になったと聞いたことがあります。

 

ではゴリラの口元とはどういうものなのでしょうか？

 

いわゆる口もとが前方に出ているような、口唇が張っていてもっこりとした状態のことをゴリラの様な口元と表現しているようです。

 

ではなぜ矯正後にこのような状態になるのでしょうか？

 

矯正治療を行う方でも大きく２通りの患者様がいます。

・歯並びがガタガタでガタガタを改善したい人

・歯並びが空きっ歯でスペースを埋めて改善したい人

 

ゴリラの様な口元になる人は、前者の方が対象となります。

 

ただガタガタの人が全てゴリラの様な口元になるかというとそうでもありません。

 

ガタガタが大きくかつ抜歯を行わない場合ではこのような状態が起こりやすいと言えます。

 

ここまでの流れで賢い方は気づいているかもしれませんが、簡単に言うと口の容積に見合っていない歯並びのため口元が出ているような顔貌(がんぼう)となってしまっているのです。

 

ガタガタの歯並びの人がなぜガタガタの歯並びだったのか。

それは歯が並ぶべき顎のスペースと歯の幅が釣り合っていないためにぎゅうぎゅう詰めとなりガタガタとしているのです。

 

それをスペースの確保もせずに無理に並べていくと、当然歯の並ぶアーチを大きく広げて唇や頬側に傾けた状態で１列に並べていくことになります。

 

その結果、頬や唇は押し広げられて口元が出た印象になります。

これが矯正後、ゴリラ顔になる原因です！

 

当クリニックでは、矯正後のイメージを共有してから矯正治療を開始していきます。

矯正を始める前にイメージがわかることはモチベーションにも繋がりますし安心感になると思います。

 

是非一度当院でご相談ください。