温かいものが凍みる歯
2024/05/02
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
「歯が凍みる」とよく耳にしますが
よくある知覚過敏とそうでない状態と2パターンが存在することをご存じでしょうか?
よくある知覚過敏は冷たいものを飲んだり食べたりしたときにツーンと凍みて、凍みる時間は一瞬または長くても数秒であるような状態のことを指します。
しかしながら温かい食べ物や温かい飲み物で凍みるような症状が出る場合があります。
これは単なる知覚過敏とは少し系統が異なってきます。
通常歯の神経は鋭い痛み(鋭痛)を先に感じる傾向にあります。
鋭痛=凍みる症状とも言えます。
これは冷たいものに対して敏感に反応するために何か異常が起き始めたら痛みとして早い段階で起こります。
この時温かいものでは痛みがないことがほとんどです。
歯の内部に炎症が起こっている、すなわち歯の内部の血流は良くなっていて異常刺激に対して血球成分が対応をしています。
ここで温かい食べ物や飲み物がくると更に血流が良くなり、歯内部の圧力が高まり痛みに変化します。
温かいもので痛みがでるのはこの機序が関連しています。
つまり、既に内部に炎症があるときに温かいもので凍みる痛いという状態になるのです。
では歯の内部に炎症があるのはなぜなのか?
これが治療のポイントとなります。
知覚過敏がどんどんと重症化していき歯の内部に炎症が発生しているのか。
虫歯が隠れていて虫歯によって歯の内部に炎症が起きているのか。
歯が欠けたり割れたりしているために歯の内部に炎症が起きているのか。
原因はさまざまです。
温かいもので凍みる、痛い場合には冷たいもので凍みる場合と比較して重度になっているために、放置せずに必ず歯医者さんで診てもらう必要があります。
病状が深刻化する前にしっかりとお近くの歯科医院へ受診するようにしましょう。
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妙典歯科Nクリニック
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