舌苔とは?
2024/05/15
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
舌苔
舌ブラシ
舌が白くなっていることはありませんか?
かき氷などの着色物が入ったものを食べたあとには舌が青や赤、黄色、緑など変化していることを見たことがあると思います。
舌苔とは舌の表面にある凹凸に口内の粘膜が剥がれてできた垢や食べもののカス、唾液の成分、細菌などの微生物などが溜まって形成されたもので苔状を呈したものになります。
よく口臭の原因の一つとしてあげられています。
原因としては、食べかすや細菌、お口全体の粘膜の垢や舌そのものの垢が蓄積したものですから、舌の清掃不良といえます。
しかしながら、舌苔がもともと付きにくい人と付きやすい人がいて舌苔が付きにくい人はそもそも舌の掃除をしていなくてもキレイであったり、逆に舌苔が付きやすい人が毎日舌ブラシをしていても舌苔が溜まってしまうこともしばしばあります。
では対策としてはどんなことをしていけば良いのでしょうか?
まずは市販でも販売されている舌ブラシの使用です。
舌は歯と異なり柔らかい軟組織ですから通常している歯ブラシではなく舌専用のブラシを購入する必要があります。
舌ブラシを1日1回程度舌の奥から手前に引くようにして舌苔を除去していきます。回数としては10回程度でとどめておきましょう。
汚れがあまり取れていないからといって多くの回数を行うと舌を必要以上に削ってしまい出血や舌への傷により更に凹凸を増やしてしまい舌苔の付着を助長してしまいます。
舌ブラシの使用以外にも対策することができます。
舌ブラシでは堆積した舌苔を物理的に除去することが目的です。
他のアプローチの仕方としては食事のとり方の見直しや口腔の洗浄です。
食事で堆積しやすい食べ物もあります。
さらさらとしたものは比較的問題ありませんが、少しでも粘性があると堆積しやすい傾向にあります。
筆者はカフェラテなどの乳製品を好んで飲んでいますが、やはり乳製品では堆積しやすいと実感しています。
次に口腔内細菌の減少です。
舌苔には細菌が含まれています。細菌数を減らすためにはしっかりと歯磨きをする必要があります。
通常の歯ブラシに加えて、フロスや歯間ブラシを使用するとよいでしょう。
また洗口剤の使用も重要です。お口の中は歯だけではありません。粘膜や舌などお口の中を占める割合が多いのは歯よりも粘膜なのです。粘膜には歯ブラシは使用できませんので、洗口剤が活躍します。
舌苔や口臭が気になる方は是非試してみてください。
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