口唇ヘルペス
2024/05/14
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
歯医者では虫歯菌や歯周病菌といった細菌を主に取り扱うことが多いです。
しかし、ウイルスも口腔内に影響を及ぼすことがあります。
今回はウイルスのなかの単純ヘルペスウイルスについてご紹介いたします。
まず細菌やウイルスの違いとはなんでしょうか。
歯科領域では微生物のなかで、細菌や真菌、ウイルスを主に取り扱います。
真菌は簡単に言うとカビ菌であったり酵母と呼ばれるものです。お風呂のカビやパンの酵母だとなじみがありますね。
細菌は単細胞の生物で、細菌単独で活動を行うことができ、増殖も行えます。
それに対してウイルスは細胞はなく、他の細胞に潜伏することによってその細胞を利用して増殖を行います。
口唇ヘルペス
単純ヘルペスウイルス
歯科領域で多くみられるウイルス性の疾患は口唇ヘルペスです。
単純ヘルペスウイルスの1型が主な原因ウイルスで口唇やその周囲皮膚に小さな水疱を複数形成してピリピリとした痛みがでるのが特徴です。
通常は成人に多く、紫外線の刺激や発熱、疲労感、歯科治療などで再発する誘因とされています。
およそ1週間程度で自然に治ることがありますが、歯科医院では抗ウイルス薬の塗り薬を処方して対応することがあります。
このウイルスは歯茎にもできることがあり、
はじめに発熱や倦怠感があったのちに、次の症状として歯茎に現れます。
先ほど同様に歯肉や口唇粘膜、舌、口蓋などの粘膜に小さな潰瘍ができ広範囲に発赤ができて接触しただけでも痛いため食事も難しくなることもあります。
先ほどは塗り薬での対応でしたが、こちらに関しては広範囲であり、飲み薬の抗ウイルス薬が有効になってきます。
お口の中のに異変を感じた場合は歯医者さんに早めに受診するようにしましょう。
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妙典歯科Nクリニック
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