矯正するか詰め物被せ物にするか

矯正治療と修復治療・補綴治療で悩むケースとは、歯と歯の間にスペースがある場合です。

 

矯正治療の最大のメリットは自分の歯を極力削ることなく身体の回復力や適応能力を利用した治療方法であることです。

しかし、デメリットは治療に時間がかかることや費用が他の治療と比較して高価になりやすいことです。

 

修復治療とは詰め物のことで、詰め物のメリットは価格が非常に安価であることと歯の切削量も比較的少ないこと、治療期間が最短即日で短いことです。

しかし、デメリットは詰め物は取れてしまうことがあること、詰め物がレジンという材質のため変色のリスクがあったり歯やセラミックと比較してプラークが付きやすいことです。

 

補綴治療とは被せ物のことで、メリットは治療回数が2.3回で短くセラミックを使用することができるため表面が滑沢で汚れが付きにくくついても落ちやすいこと、さらにはセラミックの見た目も良い材料であるため、かなり自然な仕上がりになりやすいです。

デメリットは矯正治療よりは安価ですが、本数が嵩むと矯正治療よりも高価になることがあります。また切削量は上記の2つと比較して一番多いため問題のない範囲での切削ではありますが、歯へのダメージを考えると一番大きいです。

 

最終的な決断は患者様自身に行って頂く形をとらせていただいておりますので十分に検討したうえで、治療をすすめるようにしていきましょう。