子供の歯並びを整えるインビザラインファースト

インビザライン治療には大人の歯（永久歯）だけが生えているステージの治療と乳歯と永久歯が混ざっているステージの治療とで治療方法や治療スケジュールが若干異なっています。

 

理由は先ほども記載させていただいた通り、子供の成長段階であり歯の生え変わりが盛んに行われて顎などの骨格もどんどん成長し変化していくためです。

 

インビザラインはマウスピース型の矯正方法で歯全体を覆う形になります。

歯全体を覆うということは歯の生え変わりがあるとその時点でマウスピースがつかめなくなるのはもちろんですが、新しく生えてくる歯には適合しないということになります。

 

新しく生えてきたタイミングで再度型どりをしなおしてマウスピースを作成しなおさなければなりません。

また顎が全体的に大きくなればおのずと歯と歯の間も広がっていくはずです。

それとかみ合わせも顎の成長で大きく変化します。

 

乳歯と永久歯が同時にお口の中にある時を混合歯列期と呼びます。

この時期は身体全体が成長し完成にはならないために歯並びも完成にするのは難しい時期です。

 

そのため矯正は1期治療と呼び完全な歯並びを目指すのではなく、80％の歯並びで今後の2期矯正につなげることを目標にしていきます。

 

矯正治療は早いうちから行うことで本格治療（2期治療）の短縮や異常の軽減骨格の制御も行っていきます。1期治療は非常に重要な治療ですので、お子様の歯並びが気になる場合はお早めにご相談ください。