インビザライン（Invisalign）には、患者の歯並びの状態や治療の複雑さに応じた複数のパッケージがあります。それぞれのパッケージは、使用できるアライナー（マウスピース）の数や治療期間に基づいて区別されています。以下は主なパッケージについての概要です。

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1. Invisalign Comprehensive（コンプリヘンシブ）

概要
最も包括的なプランで、複雑な歯並びの問題や長期間の治療に対応します。

対象
重度の歯列不正や咬合不良。

特徴

アライナー数に制限なし（必要なだけ提供）。

治療期間が最長で約5年。

リファインメント（調整用アライナー）も治療期間内であれば追加費用なし。

適応例
抜歯ケース、重度のねじれや隙間がある歯並び、複雑な咬合不良。

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2. Invisalign Moderate（モデレート）

概要
中等度の歯列不正に対応したプラン。

対象
軽度から中等度の歯列不正。

特徴

アライナー数が最大26枚まで。

治療期間の目安は約1年～1.5年。

リファインメントは必要に応じて数回可能。

適応例
中程度の歯の重なりや隙間、軽い咬合不良。

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3. Invisalign Lite（ライト）

概要
軽度の歯列不正や短期間の治療に適したプラン。

対象
軽度の歯列不正や矯正後の後戻り治療。

特徴

アライナー数が最大14枚まで。

治療期間の目安は約半年～1年。

リファインメントは1回まで可能。

適応例
小さな隙間の改善や軽度の歯列の調整。

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4. Invisalign Express（エクスプレス）

概要
非常に軽微な歯列不正や短期間の治療を希望する方向け。

対象
歯列矯正後の後戻り治療やわずかな調整。

特徴

アライナー数が最大7枚まで。

治療期間の目安は約3～6か月。

リファインメントは基本的になし。

適応例
矯正後の軽微な後戻り、審美的な調整。

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5. Invisalign First（ファースト）

概要
小児向けの矯正治療プランで、乳歯や混合歯列期の子どもに対応。

対象
子どもの歯並びや顎の発育を整える治療。

特徴

成長期に合わせた治療計画。

顎の発育をサポートしながら歯並びを整える。

柔らかい素材で作られており、子どもにも快適。

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6. リテーナー（保定装置）

概要
矯正治療後の歯列を維持するための専用リテーナー。

特徴

保定用として別途提供される。

歯並びの後戻りを防ぐ役割。

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各プランの選択基準

治療の複雑さ：軽度、中等度、重度の不正咬合に応じて適切なパッケージを選択します。

治療期間：短期間での改善を目指すか、長期治療が必要か。

コスト：パッケージによって費用が異なります。簡易なプランほど費用が安くなります。

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相談のすすめ

歯科医師が診断のうえ、患者の歯並びやライフスタイルに最適なパッケージを提案してくれます。興味がある場合は、矯正専門のクリニックで詳細を相談するとよいでしょう。

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