歯茎が腫れた!根尖病巣
2025/02/27
歯茎が腫れた!根尖病巣
根尖病巣(こんせんびょうそう)とは、歯の根の先端(根尖)にできる炎症性の病変のことを指します。主に、虫歯や歯の外傷が原因で歯の神経(歯髄)が感染し、炎症や細菌感染が根の先にまで広がることで発生します。
根尖病巣の主な原因
1. 虫歯の進行:放置した虫歯が歯髄に達し、感染が根の先に広がる。
2. 歯の外傷:強い衝撃で歯の神経が死んでしまい、細菌感染が起こる。
3. 不完全な根管治療:過去に根管治療を受けたが、細菌が残って再発する場合。
4. 歯周病の影響:歯周病が進行し、歯根の先まで炎症が広がることもある。
主な症状
初期は無症状のことが多い
歯ぐきの腫れや痛み
噛んだときの違和感や痛み
根尖に膿がたまり、フィステル(膿の出口)ができることもある
治療法
1. 根管治療(歯内療法)
感染した歯髄を除去し、根管内を清掃・消毒
きれいにした根管に薬を詰めて封鎖
2. 再根管治療(過去の治療が不十分な場合)
既存の詰め物を取り除き、再度根管治療を行う
3. 外科的処置(歯根端切除術)
通常の根管治療で治らない場合、外科的に根尖部分を切除
4. 抜歯(重度の場合)
治療が困難な場合は、感染の拡大を防ぐために抜歯を選択
予防方法
定期的な歯科検診を受ける
虫歯や歯周病を早期に治療する
歯に強い衝撃を与えないよう注意する
放置すると感染が広がり、歯を失うリスクが高まるため、早めの治療が重要です。
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