歯医者で処方される薬（痛み止め、抗生剤）

こんにちは！

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

歯科医院を受診した際にお薬が出ることがあります。

今回は歯医者さんで処方するお薬について簡単にご紹介いたします。

 

歯医者さんで処方するお薬としては代表的に2種類あります。

それは痛み止め（鎮痛剤）と抗生剤（抗菌薬）です。

実際には他のお薬もお出しすることがありますので、すべてがこのどちらかであるわけではありませんので注意してください。

 

歯科領域では痛みを伴うことが多く、また口腔内には常在菌といって常に菌が一定数います。

その菌の数は同じ消化器系である肛門と同等といわれるほどです。

 

ご存じの通り虫歯や歯周病も細菌がいることによって起こる感染性の疾患です。

 

痛み止め・鎮痛剤で代表的なものは

アセトアミノフェン系、ロキソプロフェン系、ジクロフェナクナトリウム系、オピオイド系です。

 

アセトアミノフェンはコロナでも有名になったカロナール錠などがあります。比較的マイルドな痛み止めですが量の調整によって十分に力を発揮する痛み止めで安全性も高いことが特徴です。

当院もアセトアミノフェンを主に使用しています。

 

ロキソプロフェン系は有名なロキソニンがあります。痛み止めとして十分な効果があり胃が弱い人などには副作用も多少存在します。

 

ロキソプロフェン系よりも更に強いとされているのがジクロフェナク系です。ジクロフェナクナトリウムやボルタレンなんて名前が有名かと思います。

鎮痛効果は強くなる一方で副作用も強くなるために十分に注意して使用する必要のある鎮痛剤です。

 

オピオイド系では麻薬性の鎮痛剤となるために癌性疼痛などの非常に強い痛みを伴う場合に使用されます。

麻薬性のために十分な注意が必要なお薬で一般的には使用されないお薬です。

 

抗生剤・抗菌薬は多種存在し

歯科で一般的なものはアモキシシリンやセフェム系が多く使用される傾向があります。

それぞれのお薬に効果のある細菌のターゲットがことなるために、歯科医師の判断のもと様々な種類の抗生剤が症状に合わせて処方されます。

 

お薬はご自身の判断ではなく必ず処方された歯科医院の指示通り使用するように注意しましょう。