矯正で動かなかった歯の治療！

矯正治療で歯が動かないことがあります。

それは歯と骨が癒着を起こしているときです。

 

今回は子供の頃に矯正治療を行っていたが歯が動かなかったケースの修復方法についてご紹介いたします。

 

写真の通り右上の前歯が骨と癒着しており歯がしっかりと生えきらずに終わってしまったため、歯の位置がかなり深い位置にありました。

 

見た目を治したいとのことで、治療方法の一つとして歯の被せ物による治療をご提案し希望されました。

被せ物だけでは右の歯のサイズが非常に大きくなってしまうため反対の前歯にも一部被せ物をすることで合意されました。

 

歯の表面を削ったり土台を立て直した状態です。

歯の一部を切削したり土台を立て直さないとすぐ外れてしまったり、うまくはまらなかったりすることがあるため、盛り足す場合であっても一部削らなければなりません。

 

 

被せ物をセットした最終形態です。

 

やはり歯の位置が離れていたり、深い位置にあるために被せ物をした歯は他の歯に比べて大きく見えてしまいますが、歯と歯の隙間は閉鎖され比較的歯並びがきれいな状態に見えます。

 

歯がどうしても動かない場合には歯列矯正だけではなく被せ物など別の方法もございますので、お気軽に当院へご相談ください。