薬剤による歯の縞模様(変色)!?
2025/04/26
薬剤による歯の縞模様(変色)!?
縞模様になる歯の変色はテトラサイクリンと呼ばれる抗菌薬の一種によるものです。
テトラサイクリンによる歯の変色は、テトラサイクリン系抗生物質(例:テトラサイクリン、ドキシサイクリンなど)が、歯の発育中(特に胎児期~8歳ごろまで)に体内に存在するときに起こる現象です。
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なぜ変色するの?
テトラサイクリンはカルシウムと結合しやすい性質があります。
歯の石灰化が進む時期に体内にテトラサイクリンが存在すると、薬剤がカルシウムと結合して歯の組織に取り込まれます。
これによって、歯の色が黄色、灰色、茶色、時には緑色っぽく変色することがあります。
紫外線に当たるとさらに色が濃くなることも。
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どんな時期にリスクがあるの?
妊娠中の母親が服用した場合 → 胎児の乳歯に影響
乳幼児~8歳くらいまで服用した場合 → 乳歯・永久歯に影響
(特に前歯や大臼歯は早めに石灰化が始まるので影響を受けやすい)
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変色の特徴
歯全体に帯状またはムラ状に色がつく
軽度なら黄色~中等度で灰色、重度になると暗褐色になる
歯の表面のエナメル質は基本的に正常な硬さだが、見た目が問題になる
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現在の対策
妊婦さん・小児には原則テトラサイクリン系抗生物質は使用しないように!(別の抗生物質を選ぶ)
すでに変色してしまった場合は、
軽度であればホワイトニング(漂白)
ラミネートベニア(セラミックの薄い板を歯に貼る)
クラウン治療(歯を覆う被せ物) などの審美歯科的治療が行われます。
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