妙典歯科Nクリニック

開咬ってなに?開咬の問題点は?

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開咬ってなに?開咬の問題点は?

開咬ってなに?開咬の問題点は?

2025/10/27

こんにちは!

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

開咬

奥歯が咬んで前歯が咬まない。

開咬(かいこう、open bite)とは、上下の歯を噛み合わせたときに、前歯または臼歯の一部が接触せず、上下の歯の間に隙間ができている状態を指します。
この状態には機能的・審美的・発音的な問題が多く伴います。以下に主な問題点を整理します👇

 

🦷 開咬の主な問題点

 

① 咀嚼(そしゃく)機能の低下

前歯で食べ物を噛み切れない(例:麺類、野菜、衣付きの揚げ物など)

奥歯のみで噛むため、臼歯部に負担が集中し、歯の摩耗や歯周病リスクが高まる

食べ物をうまく細かくできず、消化器系への負担も増す

 

② 発音障害

特に「サ行」「タ行」「ナ行」などで舌が正しい位置に当たらず、**舌足らずな発音(構音障害)**が起こりやすい

舌が前方に出る癖(舌突出癖)を伴うと、発音だけでなく開咬を悪化させる

 

③ 審美的な問題

前歯が閉じないため、口元が開いた印象になりやすい

唇が閉じにくく、口呼吸の傾向が強くなる

顔貌としては、**下顔面の垂直的な過成長(長顔傾向)**が見られることもある

 

④ 顎関節や筋肉への影響

正常な咬合接触が少ないため、咬筋・側頭筋のバランスが崩れる

結果として**顎関節症(クリック音、痛み、開口障害)**を誘発することがある

 

⑤ 習癖や呼吸との関連

舌突出癖、指しゃぶり、口呼吸などの悪習癖が原因または結果として持続する

慢性的な口呼吸により、歯肉炎やドライマウスを起こすリスクも

 

⑥ 成長発育への影響(特に小児)

開咬を放置すると、**顎骨の成長方向に影響(垂直的成長)**が出る

永久歯列期にも残ると、矯正治療が難しくなる場合がある

 

 

「開咬」と「8020運動(ハチ・マル・ニイ・マル運動)」の関係は、咬合(かみ合わせ)の質が“歯を80歳まで20本以上残す”ことに深く関係するという観点から、とても重要です。
 

🦷 8020運動とは

「8020(ハチマルニイマル)運動」とは、
**“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”**という日本の厚生労働省と日本歯科医師会による国民運動です。
20本あれば、ほとんどの食品を問題なく噛めるとされています。

 

⚖️ 開咬と8020運動の関係

 

① 咬合不全による歯の寿命の短縮

開咬では噛み合わせる歯が少ないため、特定の歯(主に臼歯)に過剰な負担が集中します。

結果として、歯の摩耗・破折・歯周病が起こりやすくなり、歯の寿命を短くしてしまいます。
→ 長期的に見ると、20本以上残すことが難しくなる要因になります。

 

② 咀嚼機能の低下と食生活の悪化

前歯で噛み切れず、奥歯だけで噛むため、食べ物を十分にすり潰せない。

その結果、柔らかい食品中心の食生活になり、栄養バランスが偏る可能性があります。
→ 咀嚼刺激の減少は、唾液分泌の低下や歯周病リスク増加にもつながります。

 

③ 顎関節・筋肉の不均衡

咬合が不安定な状態が長期間続くと、顎関節症や筋肉の疼痛を起こすことがあります。

痛みや不快感があると、食事を避ける・片側咀嚼になるなど、歯の健康を維持しにくくなります。

 

④ 口腔衛生の低下

開咬の人は**口唇閉鎖不全(口が閉じにくい)**を伴うことが多く、
 → 口呼吸になりやすい
 → 口腔乾燥や細菌の繁殖が進みやすい

結果的に虫歯や歯周病のリスクが高まり、歯を失う要因になります。

 

⑤ 予防・改善の重要性

8020を達成するには、単に歯を残すだけでなく、
**「咬合機能を維持・改善する」**ことが鍵です。
開咬を放置せず、以下のような対策が推奨されます:

早期の矯正治療(特に小児期)

舌癖・口呼吸などの悪習癖の改善

定期的な歯科検診と咬合調整

 

歯を残すためにも開咬は早めの矯正治療で治しましょう。

 

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