妙典歯科Nクリニック

レントゲン写真で分かる!感染根管治療前後の骨の変化

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レントゲン写真で分かる!感染根管治療前後の骨の変化

レントゲン写真で分かる!感染根管治療前後の骨の変化

2025/12/22

こんにちは!

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

 

今回は歯の根っこの先端にできる根尖病巣の治療と骨の変化について紹介していきます。

 

治療前

パノラマレントゲン写真

2本の白い被せものが入った根っこの先には黒い影が大きく存在しています。

根尖性歯周炎(歯の根の先に膿や炎症ができる病気)の治療後に骨がどう変化するかは、治療の成否や歯の予後を判断するうえでとても重要です。

段階ごとに整理して説明します。

 

 

① 治療前の骨の状態

根尖性歯周炎では、

 根の先の歯槽骨が溶けて黒く見える(透過像)

 体が炎症を抑えるため、骨を吸収している状態

です。これは「骨がなくなった」のではなく、一時的に破壊されている状態です。

 

② 治療直後〜数週間

 起こる変化

 痛みや腫れが軽減

 レントゲン上はほぼ変化なし

 👉 見た目では骨はまだ戻りません。

   理由

   骨の再生は非常にゆっくりで、
   炎症が治まっても骨が作られるまで時間がかかるためです。

 

③ 数か月後(3〜6か月)

骨の変化

 透過像が少しずつ小さくなる

 輪郭がぼやけてくる

 新しい骨が形成され始める

👉 この時期に**「治ってきているかどうか」**の判断をします。

 

④ 1年〜2年後

正常に治癒した場合

 骨がほぼ元の状態に回復

 レントゲンで黒い影が消失または極小化

 症状なし

👉 これが理想的な治癒像です。

 

⑤ 治らない・治りが悪い場合の骨変化

 

❌ 改善しないケース

 黒い影が変わらない

 逆に大きくなる

 境界がはっきりしたまま

 

考えられる原因:

 根管内に細菌が残っている

 根の先に破折(歯根破折)

 根管形態が複雑

 被せ物の適合不良

 

⑥ 骨が完全に戻らないこともある?

  →はい、あります。

 その理由

 病変が大きかった

 長期間放置されていた

 年齢・全身状態

 再感染リスク

 👉 ただし
  骨が完全に戻らなくても、安定して症状がなければ経過良好と判断されることも多いです。

 

⑦ 治療法による骨回復の違い

・根管治療(通常)

 多くの症例で骨は再生する

・外科的歯内療法(歯根端切除術)

 病変除去により改善が早いこともある

 骨欠損が大きいと回復に時間

 

⑧ 骨回復を促すポイント

 精密な根管治療(マイクロスコープ使用など)

 再感染を防ぐ被せ物

 定期的なレントゲンチェック

 歯周病のコントロール

 

⑨ インプラントとの関係(重要)

 根尖性歯周炎で骨が溶けていても、
 治癒すればインプラントは可能なケースが多いです。

 

 ただし、

 骨回復が不十分

 慢性炎症が残る

 場合は骨造成が必要になることがあります。

 

 

まとめ

 骨の回復は数か月〜2年かかる

 早期にはレントゲンで変化が見えない

 黒い影が縮小していけば良好

 完全に戻らなくても安定すればOKな場合あり

 

治療から数か月後

パノラマレントゲン写真

黒い影がかなり縮小しており治癒してきていることが分かります。

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