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【歯科医師が解説】保険でも白い被せ物にできる?CAD/CAM冠の適応条件と注意点

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【歯科医師が解説】保険でも白い被せ物にできる?CAD/CAM冠の適応条件と注意点

【歯科医師が解説】保険でも白い被せ物にできる?CAD/CAM冠の適応条件と注意点

2026/07/08

虫歯の治療などで被せ物(クラウン)が必要になった際、「目立つ銀歯は避けたいけれど、自費のセラミックは予算が……」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

 

実は、日本の保険診療では、コンピューターを使って設計・作製する「CAD/CAM冠(キャドキャムカン)」というプラスチック(ハイブリッドレジン)製の白い被せ物が選択できるようになっています。

 

今回は、このCAD/CAM冠のメリットや、治療前に知っておきたい注意点について客観的に詳しく解説します。

 

CAD/CAM冠の3つのメリット

 

1. 保険適用で「白い歯」にできる

従来のプラスチックの被せ物は前歯など一部に限られていましたが、制度の改定により、現在では条件を満たせば前歯から小臼歯、さらには大臼歯(奥歯)まで保険適用で白い歯を入れることが可能です。

 

2. 金属アレルギーの心配がない

プラスチックとセラミックの微粒子を混ぜ合わせた材料を使用しているため、金属成分を一切含みません。金属アレルギーをお持ちの方や、将来的なメタルタトゥー(歯茎の黒ずみ)が気になる方にも適しています。

 

3. 歯や噛み合わせに優しい

適度な硬さ(しなやかさ)があるため、噛み合う相手の歯を痛めにくいという特徴があります。

 

 

知っておきたいデメリットとリスク(注意点)

CAD/CAM冠には多くのメリットがありますが、すべての方や症例に万能というわけではありません。

以下のデメリットもしっかり理解した上で選択することが大切です。

 

強度の限界(割れ・外れの可能性): 100%セラミックや金属に比べると強度が劣るため、強い力がかかる奥歯や、歯ぎしり・食いしばりの強い方の場合は、割れたり外れたりするリスクがあります。

 

経年的な変色・摩耗: 素材がプラスチックベースであるため、数年使用するうちに水分や着色汚れを吸収し、徐々に黄色っぽく変色したり、表面がすり減ったりすることがあります。

 

適応できないケースがある: 噛み合わせの強さや残っている歯の高さなどによって、保険での作製が認められない場合があります。審美目的の治療。

 

【重要】治療にかかる費用と期間の目安

医療広告ガイドラインの規定に基づき、当院におけるCAD/CAM冠治療の標準的な費用と治療期間を明記いたします。

 

項目内容・目安

治療内容CAD/CAM装置を用いて削り出したハイブリッドレジン製の冠(被せ物)の装着

標準的な費用

保険適用(3割負担の場合):1歯あたり 約6,000円〜9,000円 前後

 

※再診料、型取り代、管理料等により多少前後します。

治療期間・回数

通院回数:通常2回(型取りに1回、装着に1回)

 

期間:約1週間〜2週間

主なリスク・副作用強い咬合圧(噛む力)により、割れ、欠け、脱離(外れること)が起きる場合があります。経年劣化による変色や摩耗が生じます。

 

 

まとめ:あなたに合った白い歯をご提案します

CAD/CAM冠は、「費用を抑えつつ、お口の中から銀歯をなくしたい」という方にとって非常に魅力的な選択肢です。

ただし、お口の状態(噛み合わせの強さ、残っている歯の量など)によっては、他の治療法(強度に優れた金属や、より審美性と耐久性の高い自費診療のオールセラミックなど)が適している場合もあります。

当院では、患者様一人ひとりのお口のリスクやご要望を丁寧に伺い、最適な治療計画をご提案いたします。「自分の奥歯は白くできる?」と気になった方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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