改めて覚える!フロスの使い方🦷
2026/10/02
【写真・図解でわかる】改めて学ぶデンタルフロスの正しい使い方と効果
「歯磨きは毎日しているけれど、デンタルフロスまでは手が回らない…」 「使ってはいるけれど、力任せに入れて歯ぐきが痛くなったことがある…」
このようなお声を多くいただきます。
実は、歯ブラシだけで落とせる歯と歯の間の汚れ(プラーク)は約60%にとどまります。
しかし、デンタルフロスを併用するだけで、汚れの除去率は80%以上に跳ね上がります。
虫歯や歯周病の多くは「歯と歯の間」から発生するため、フロスは「特別なケア」ではなく「毎日の必須ケア」なのです。
今回は、正しいデンタルフロスの使い方と、効果を最大限に高めるポイントを分かりやすく解説します。
1. どっちを選ぶ?フロスの種類と選び方
デンタルフロスには大きく分けて2つのタイプがあります。ライフスタイルや慣れに合わせて選びましょう。
① ロールタイプ(糸巻きタイプ)
特徴: 自分で使う長さに切って指に巻きつけて使うタイプ。
メリット: コストパフォーマンスが良く、1回ごとに新しい部分を使えるため衛生的に長持ちします。
おすすめ: しっかりケアしたい方、コストを抑えたい方。
② ホルダータイプ(糸付き通称F字・Y字ホルダー)
特徴: プラスチックの柄に糸があらかじめセットされているタイプ。
メリット: 片手で簡単に扱えるため、初心者や子どもでも扱いやすい。
おすすめ: 初めて使う方、忙しい朝や旅行先で手軽に使いたい方(※奥歯にはY字型が便利です)。
5.優しく抜き取る:引っかかる場合は横から引き抜く。
入れる時と同様に、細かく横に動かしながら抜きます。詰め物が引っかかる感じがある場合は、無理に上に引っ張らず、片方の指からフロスを外して横からスッと引き抜きましょう。
3. フロスを使うときの「よくある疑問・お悩み」
Q. フロスを使うと血が出るのですが、やめた方がいいですか?
A. 基本的には「使い続けてOK」です。 使い始めに出血する主な原因は、歯ぐきに溜まった汚れ(プラーク)によって歯肉炎(炎症)が起きているためです。正しい方法で毎日フロスを続けてお口の中が清潔になると、数日〜1週間程度で炎症が治まり、出血もしなくなります。 ※ただし、1〜2週間以上出血が続く場合や強い痛みがある場合は、歯周病が進行しているか被せ物が合っていない可能性があるため、歯科医院で診てもらいましょう。
Q. 使うタイミングは「歯磨きの前」?「歯磨きの後」?
A. 「歯磨きの前」がおすすめです。 先にフロスで歯と歯の間の詰まりを取り除いておくことで、その後に使う歯磨き粉の有効成分(フッ素など)が歯間までしっかり行き渡りやすくなります。
4. フロスが「引っかかる・ボロボロ切れる」ときの要注意サイン
フロスを使っていて、毎回同じ場所で「引っかかる」「糸が毛羽立つ・切れる」という場合、以下のようなお口のトラブルが潜んでいる可能性があります。
初期の「二次虫歯」ができている(詰め物の下で虫歯が広がり、段差ができている)
詰め物・被せ物が劣化・変形している
歯石がこびりついている
そのまま放置すると虫歯や歯周病が一気に悪化する原因になりますので、気になる箇所があれば早めに歯科医院でチェックを受けましょう。
まとめ:毎日のフロスで10年後の歯を守ろう
デンタルフロスは、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば数分で終わる簡単な習慣です。
ノコギリのように優しく入れる
歯の側面に沿わせて上下に洗う
歯磨き前に1日1回(特におやすみ前)行う
この3つのポイントを意識して、今日からお口の健康を守る新しい習慣を始めてみませんか?
「自分に合ったフロスの選び方がわからない」「正しい当て方を直接教えてほしい」という方は、ぜひ当院の定期検診でお気軽にご相談ください。歯科衛生士がわかりやすくご指導いたします。
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