チタン冠とは?
2026/05/12
こんにちは!
千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。
チタン冠とは?保険適用になった新しい銀歯について歯科医師が解説
「銀歯が気になる」
「金属アレルギーが心配」
「保険でできる安全な被せ物はある?」
そんな方に近年注目されているのが“チタン冠”です。
チタンは人工関節やインプラントにも使用される、生体親和性の高い金属です。
近年、保険診療でも一部使用できるようになり、歯科治療の選択肢が広がっています。
今回は、チタン冠の特徴やメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。
チタン冠とは?
チタン冠とは、チタンを使用した金属の被せ物(クラウン)です。
従来の保険の銀歯は「金銀パラジウム合金」が主流でしたが、近年は材料価格の高騰や金属アレルギーへの配慮から、チタン冠が導入されました。
チタンは、
軽い
強度が高い
腐食しにくい
金属アレルギーを起こしにくい
という特徴があります。
歯科だけでなく、医科でも人工関節や骨固定プレートなどに広く使用されています。
チタン冠は保険適用?
現在、保険適用されているのは主に
奥歯(大臼歯)の純チタン冠
前歯のレジン前装チタン冠
です。
一方で、小臼歯(4・5番)は現時点では純チタン冠の保険適用外となっています。
小臼歯では、白いCAD/CAM冠が保険治療の中心になります。
チタン冠のメリット
① 金属アレルギーのリスクが低い
チタンは非常に安定した金属で、金属イオンが溶け出しにくい特徴があります。
そのため、一般的な銀歯よりも金属アレルギーのリスクを抑えられる可能性があります。
② 軽くて身体になじみやすい
チタンは見た目以上に軽量です。
装着時の違和感が少なく、生体親和性にも優れています。
③ 保険適用で費用を抑えられる
自費のセラミックと比較すると、保険診療で治療できるため費用負担を抑えられます。
「できるだけ費用を抑えたい」
「まずは保険治療で治したい」
という方にも選択肢になります。
チタン冠のデメリット
① 見た目は銀色
純チタン冠は金属色です。
そのため、白い歯を希望される場合はCAD/CAM冠やセラミック治療の方が適していることがあります。
② 適応できる歯が限られる
保険適用には条件があります。
特に小臼歯では保険適用がなく、症例によっては選択できない場合があります。
③ 加工が難しい
チタンは非常に硬く加工が難しい金属です。
歯科技工にも高度な技術が必要になります。
チタン冠とCAD/CAM冠の違い
チタン冠 CAD/CAM冠
金属 白い樹脂系材料
強度が高い 見た目が白い
金属色 審美性が高い
大臼歯中心 小臼歯・条件付き大臼歯
患者さんのお口の状態や噛み合わせによって適した材料は異なります。
どんな方におすすめ?
チタン冠は、
奥歯の強度を重視したい方
金属アレルギーが心配な方
保険診療で治療したい方
強い噛み合わせがある方
に向いている場合があります。
一方で、見た目を重視する場合は白い被せ物の方が適していることもあります。
まとめ
チタン冠は、身体に優しく強度にも優れた新しい保険の被せ物です。
従来の銀歯に代わる選択肢として、今後さらに広がっていく可能性があります。
被せ物にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、患者さん一人ひとりに合った材料選びが大切です。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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