詰め物・被せ物が取れたらどうする?応急処置とやってはいけない注意点
2026/07/21
詰め物・被せ物が取れたらどうする?正しい対応法と注意点
「食事中に銀歯が取れてしまった」 「以前治療した被せ物が突然外れてしまった」
日常生活の中で、このような経験をされたことがある方は少なくありません。
急に詰め物や被せ物が取れてしまうと慌ててしまいがちですが、まずは落ち着いて適切な対応をとることが大切です。
今回は、詰め物・被せ物が取れたときの正しい応急処置と、やってはいけない注意点について分かりやすく解説します。
1. 取れたときの「4つのステップ」
詰め物や被せ物が取れた際は、慌てずに以下の順序で対応しましょう。
取れたパーツを保管する 外れた詰め物・被せ物は、捨てずに清潔な容器やケースに入れて保管してください。破損や変形がなく、土台の歯に問題がなければ、そのまま再装着(つけ直し)できる場合があります。
なるべく早めに歯科医院へ連絡する 取れた部分を放置すると、歯が欠けたり虫歯が進行したりする原因になります。早めに歯科医院へ連絡し、受診予約を取りましょう。
取れた側では噛まないようにする 詰め物が取れた後の歯は非常に脆くなっています。硬いものを噛むと歯が割れてしまう危険があるため、治るまでは反対側の歯で噛むように意識してください。
お口の中を清潔に保つ 食べカスが溜まりやすくなっているため、食後は丁寧にお口をすすぎ、やさしく歯みがきをして清潔を保ちましょう。
2. 絶対にやってはいけない注意点 ❌
取れてしまった際に、自己判断で行うと症状を悪化させてしまうNG行動があります。
市販の瞬間接着剤でくっつける 絶対に市販の接着剤(アロンアルファなど)で戻さないでください。 身体に有害な成分が含まれているだけでなく、噛み合わせがズレてしまったり、歯科医院での適切な再装着ができなくなったりします。
最悪の場合、歯を削り直すことになってしまいます。
無理に自分で嵌め直して噛む 外れたパーツを無理に戻そうとすると、誤飲してしまったり、変形・破損の原因になります。
痛みがなくても放置する 「痛くないから大丈夫」と放置するのは大変危険です。
保護されていない歯は削れやすく、虫歯の進行や歯の移動(隙間が埋まる・噛み合う歯が伸びる)を引き起こします。
3. なぜ取れてしまうの?
詰め物や被せ物が外れる主な原因には以下のようなものがあります。
・セメント(接着剤)の経年劣化
・詰め物の下で虫歯が再発した(二次虫歯)
・歯の噛み合わせ・歯ぎしり・食いしばりの影響
原因に応じた治療が必要となりますので、まずは現状をしっかり確認することが重要です。
まとめ
詰め物や被せ物が取れてしまったら、「取れたものを保管し、触らず、早めに歯科医院を受診する」ことが最善の解決策です。
当院では、お急ぎの方や痛みがある方の診療も承っております。取れてしまったパーツが手元にある場合は、ぜひご持参の上ご来院ください。
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